中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

ツバメ観察・仮説が的中したようだ

ツバメの観察を続けているうちに、「南への旅立ちの日はいつか?」
という点が気にかかるようになっていました。
ツバメの生態観察についてのインターネットでの検索では、9月から
10月に旅たちをする、という程度しか書かれていません。
昨年、仲秋の名月の後に姿を消したことから、もしかして・・と言う思いで
私の仮説を書いてきました。この仮説を思い立ったのは、福岡伸一さんの
多くの著書の中で、蝶などは光を頼りに飛ぶので、捕獲するにはその生態
を知っておかねばならない・・というようなことが書かれていたことはヒント
でした。
ツバメの場合は、ある日に、一斉に旅立つということは、これまでの研究で
よくわかっているようなのです。それも何千羽という集団となって飛んでいく
ことも知られています。
では、何を合図にツバメたちは飛び立つのか??
最近の5年間しか観測していませんが、昨年は例年よりも早く姿を消した
ことが不思議でした。そこで、中秋の名月を合図にするのかも?と仮説を
立てました。
 さて、今年の仲秋の名月だった9月27日の夜、名月をバックに多くの
ツバメが飛び交っていたことを目撃しています。翌日(28日)の午後5時
にも確認しています。
 28日の夜は、月齢15,1の満月でした。これを合図にするのかな?と、
妻と話し合っていました。どうも正解だったようで、29日、30日にはまったく
見かけることができませんでした。
 どうも28日の満月の夜か、翌日の朝に旅立ったように思います。
ツバメ研究をしておられる方に、ぜひとも「旅立ちの日」研究を続けていただき
たいと願っています。私は、来年秋のツバメを見られるかどうか・・と思います
から。