中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

中秋の名月とツバメの旅立ち

 ときどき、ツバメの便りを書いている。
 今年の繁殖は旺盛で、近年でもっとも羽数が多いように
 思う。
 昨年は、例年になく早い中秋の名月(9月9日)の翌日に
 姿を消したことから、中秋の名月を合図に旅立つのだろうかと
 いう「仮説」を提案した。
 ツバメは、軒先などに巣を作って卵を産み雛を育てるが、
 雛が大きくなると、周辺のツバメたちと群れを形成して、近くの
 山などに住んでいるようなのだ。
 旅立ちが近づくと飛行訓練が激しくなり、飛行しながら餌を
 食して体力をつけているかに見える。
 春先には、わが家の前の電線に4羽~6羽だったのが、最近では
 30羽ほどがとまっていた。
 でも、この数日間はいない。1昨日、散歩しながら探すと六甲山中から
 群れが飛んでくるので、まだ旅立ってはいないのではと思っていた。
 福岡博士の説では、蝶やツバメはなにかの光によって行動して
 いるようなので、私は「中秋の名月説」考えていた。
 ところが・・・今年の中秋の名月は9月27日なので、ちょうど、その
 ころに台風20号が近づいてきそうなのが気がかりである。
 数千羽以上の群れを作って飛び立つらしい。フイリッピン、インドネシア
 オーストラリアまでも飛んでいくという。
 今日夕方の散歩で、ずいぶん探したが見つけられなかった。
 もしかして、昨日早朝に出立したのかもしれない。
 ツバメたちの旅立ちの安全を祈っている。