阪神・中村勝弘ＧＭの死因について

　タイガースの中村勝広ゼネラルマネジャー（ＧＭ）が２３日、

チーム遠征先宿舎の東京都港区のホテルで急逝した。６６歳。

検視の結果、死因は急性心不全と発表された。

　このニュースを見て感じたことがある。

中村ＧＭが、何か既往症を持っていたかどうかも分らないので

妙なことは書けないが、昨年１１月のはじめ、「もし、あのまま私が

死んでいたら、死亡診断書には何と書かれたのでしょうか」と主治医に

尋ねたことがある。主治医は「心不全とか心筋梗塞でしょうね」と

おっしゃった。

私の病名は「肺塞栓症」だった。とても見つけにくい病気だそうだ。

医師の頭の片隅に、この病名があるかどうかで診断ができるかどうか

という問題らしい。

多くの場合は、急性らしく、私のように事前に異常を感じる場合は

少ないのか、異常を感じても「異常だ」と思わないで過ごしていて

急性という結果になるのかわからない。

今となっては、中村ＧＭに「どうだったの？」とも聞けない。

大切な方を亡くした日に、阪神タイガースは巨人に敗れ優勝の芽を

なくしてしまった。