中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

酸素発生器の定期検査

 1昨年11月に肺塞栓症で入院した。肺塞栓症という病気はとても
 発見しにくい病気だそうだ。
 かかりつけ医であったクリニックでも、私が何度も苦しみを訴えたのに
 「喘息の悪化です」と決めつけられていた。それでも・・と訴える私に
 じゃあ・・CTを撮りましょう。CT検査した後では「中原さんが、そこまで
 いうのだから、何か写っていると思ったけれど、なんにもありませんよ」と
 いい、喘息の悪化という診断が下された。
 診断という言葉は病名を決めるということで、医師にとってはとても大切な
 行為であるはずなのに、簡単に決めつけられた。
 もし・・そのまま1か月が過ぎていたら、私は死んでいたかもしれないのだ。
  これは呼吸器系の病気ではなく循環器系の病気ではないだろうか、と思って
 それまで9年間も通っていたクリニックに見切りをつけてかかりつけ医を
 変えたことが幸いして、神戸労災病院を紹介され、肺塞栓症を見つけて
 いただいた。 
 そういう経験があるからこそ、熊本地震の時にいち早く車中泊の人たちに
 肺塞栓症に気を付けて・・と発信できたのだった。
 当時( 2014年11月)に書いた記事の一部分をここに貼り付けておきます。
 ご参照ください。その後、今日まで一日平均10時間余りの酸素吸入にて
 命をつないでいる。
 急性心筋梗塞はよく話題に上る。
テレビでも各局が競うように急性心筋梗塞を取り上げて、その予防法
などを多くの人々に知らしめている。
ところが、肺塞栓症の場合は「エコノミー症候群」などと言われて
なぜか軽くあしらわれ、たいした病気ではないような印象さえ受けるものだ。
ところが国立循環器研究センター 
www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/blood/pamph78.html
の、循環器情報サービスの中で次のように書かれている。
肺塞栓症は急性心筋梗塞と比較しても死亡率が高く、
この病気が日本より多いアメリカやヨーロッパでさえ、
診断がつかずに死亡する方が多いことが報告されています。

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