中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

在宅酸素の使い方の工夫

 昨日、帝人から担当者がこられて、酸素発生器と携帯酸素の
 点検をされた。
 酸素発生器は1昨年11月20日に退院してから、すでに5600時間
 使用している。1日平均で10時間余り使っている計算になる。
 主として睡眠時に使用している。
 携帯酸素も持っているが、骨折後はカートを曳くことがつらくなり、
 過度に体力を使わないように工夫して酸素を使わなくてもよいように
 している。(労作時酸素飽和度を常にパルスオキシメーターで計測して
 どの程度に動いたときに、どの程度の酸素飽和数になるかを体で感じる
 ように配慮をしている)
 酸素発生器からは、常時にカニュラというビニールパイプ器具を通して
 鼻に酸素が送られる。(病院でよく見かけるもの)
 しかし、酸素がシュー~っと入ってくる感覚ではない。
 携帯酸素の方は、入ってくる感覚がある。こちらは常時というのではなくて、
 呼吸をすると酸素が送られてくるという同調というタイプになっている。
 呼吸をすると、スパッという音がするので、会議などに持っていくと周囲の
 人がその音が気になるようだ。
 この携帯酸素を試しに睡眠時に使ってみた。
 呼吸をする、スパッという音が聞こえる・・しばらくして眠りに入ったのだろう
 警告音が鳴り響く・・・。そうなのだ、眠りに入ると呼吸が弱くなって酸素が
 吸えなくなり、警告音が鳴るらしい。
 同調システムでは酸素が入らないということが明らかだ。
 ドクターから、あなたは睡眠時が危ないから酸素吸入をしなさいと言われた
 ことを思い出す。
 最近のように気温が高くなってくるとカニューラが顔にくっつき目が覚める
 ことがある。
 朝起きると、顔にカニューラの跡が傷跡のように深く残っている。
 夕方まで消えることはないので、目ざとい人なら「変な傷痕」と思うかもしれない。
 やーさんのように思われているかもね・・・なんて、思いながらもこの機器に
 救われている。