中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

大学院生の孫と長話

 久しぶりに孫から電話があった。正直言ってうれしい。
サッカーチームができるほど孫はいるが、なかなか会える機会は少ない。
先日は孫娘が書いた文章を読んで、驚いた。感性がすばらしい。少し磨けば
使える文章になりそうだ。この孫娘は、学生時代にあまりにも勉強ができないので
とても案じていたのだが、3人兄妹の中では一番たくましく「生きる力」を持っている。
 私は、人の可能性をとても信じているが、この孫娘にも大きな可能性を感じている。
 さて、昨日は3番目の娘の息子からの電話だった。オランダの学会に出席するために
パスポートを取得のために神戸に来たという。今は奈良の某大学の大学院生でもある。
半導体の研究をしているのだそうだ。論文作成、特許申請、キャリアテストなど問題
山積の中で頑張っているらしい。
 5時間もレストランで話し合った。楽しかったが、まだまだ子供だな、発想やプレゼンが
幼いな~という印象が強く残ったのは、こちらが恒例になった証拠かもしれない。
 もっと、ひとを説得する力を養えば、どんどん成長するだろうと期待している。
説得するためには、力強い裏付けがいるのだが、それが欠けているのだと思う。
研究のための研究からは得るものが少ない。はしごを外して2階で哲学の勉強を
しているようなものだ。
 広く世間を知るための手段、たとえば読書量を増やすとか、世界のニュースに詳しく
なるとか、歴史を学ぶ(歴史書通りに学ぶのではなく、考える)とか、若者にはやることが
いっぱいある。
 そういう眠る間を惜しんでの努力がいつか花開く。やるかやらないか、人生はそれで決まる。