中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

私流生き方(145) 第一の人生の終わり

 ここまで、生まれてから57年間の人生を綴ってまいりました。
そして、神戸「神戸暁星学園(高校)」についての記述のほとんどは
「教育の原点をもとめて」(廃刊)に書いたものです。
 
 57歳で学校を去ることに決めました。なぜならば、行き場のなくなった
生徒たちを救いたいという一心で、不可能と言われた学校を立ち上げ
作ってまいりましたが、1クラス平均30名と言うことは、教室数が多くなり
授業数も増え、教師数も多くなってまいります。
 生徒のためにと思ってやってきたこととはいえ、借入金が膨大な額に
膨らんできました。このままでは、もともと資金力のない私には持ちこたえられ
ないと思って、保護者会会長に相談したところ、私の理念を引き継いで
やってくださるという方が現れました。
 その方に、くれぐれも理念は変えないでいただきたいと約束を交わし、
借入金を引き継いでいただくということで、理事長職をお譲りしたというわけです。
 
 私は、その10年も前から親友と約束していたことpがありました。
退職後は海外で暮らそうという約束でした。その親友は、事業に失敗して
私との約束を果たせなくなったということでしたが、わたしは、第2の人生の
夢を果たすべく、カナダ・バンクーバーへと移住を決めたのでした。
 次回からは、第2の人生の15年間を書いてまいりますので、引き続き
お読みください。