昨日、1,2号機の格納容器に穴があいているという発表があった。
政府は「解析に時間がかかったのは仕方がない」「当初の想定が甘かった」と
言った。何をいまさらと感じた人が多いはずだ。
格納容器に穴があいているだろうことは、ほとんどの人が予測していたの
ではないだろうか。アメリカでは3月にすでに解析が終わっていた。それなのに
すべてのデーターを持っている東電が、解析にこんなに時間がかかるようでは
いざという時の役に立たないのではないか。おそらく、解析ソフトさえ作っていな
かったものと思われる。
先日、行程表が見直された。東電は行程表通りにやってのけますと自信たっ
ぷりだったが、誰もが「あまいあまい」と感じていた。格納容器に穴があいて
いることをやっと分かったと言うのが本当なら、行程表通りに進むはずもない。
される。これらのほとんどを手にしている「巨大な存在」がある。アメリカ政府も
動かせるから、世界をも動かせる。
日本の首相だって、彼らの気に入らなければ簡単に首の挿げ替えをされて
来たのは、知る人ぞ知るである。
いよいよサミットが開かれる。菅さんが延命を図ることを考えているようなら
原発は生き残るだろう。自分の延命と日本の短命のどちらに彼は足を掛ける
のだろうか。