東京電力は水中ロボットによる調査を19、21日に続き3日目行った。
今回のロボットはかなり機能して格納容器内を映し出していた。
今日は格納容器の最深部まで潜り、底付近の状況を調べて、崩落した構造物や
堆積物が約1メートルの厚さで積もり、特に圧力容器の直下には上から溶け落ちて
きたような岩状の塊が散在していることを確認した。
東電はこの堆積物が燃料デブリだろうとしている。
実態が分からないと解体作業にはいられない。
東電と国は、2021年から1~3号機のいずれかでデブリの取り出しを始める計画
だが、構造物にへばりついたデブリをどう扱うのかなどの検討はこれからで、作業は
かなり難航するだろう。
あと40年~50年経っても終わっていないなんてことも考えられる。