中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

食べることに生き甲斐?-2

 今日もポテサラを作りました。味見だけですが・・上手く作れたようです。
まず、じゃが芋4個を皮をむかずにゆでました。沸騰する寸前に火を弱め
そこから約30分で櫛がスッと通るようになりました。
その間にきゅうり、人参、玉ねぎの準備を整えておきました。
茹で上がった熱いじゃがいもの皮をむき、荒く潰し、塩、こしょう、砂糖、
リンゴ酢、を少しだけ加え、マヨネーズは小さじ1杯も入れないほど少量に。
その代わりにバターを少し入れました。 味見では・・・これまでで最高の
出来のようですが、夕食時に妻はなんというでしょう。
 昨日も書きましたが、妻はマヨネーズが嫌い。彼女の思い出の中にある
ポテサラはバターなのです。しっかり記憶にあるのは小学生までで中学生
になってからは覚えてないそうですが・・小学生の頃、父親が良く作って
くれていたポテトサラダが懐かしい・・といつも言います。
 彼女の小学生5年6年というと昭和25年、26年なのですが、その当時に
常時バターが家にあったというのはとても特別なことなのですが、彼女は
そのことには気が付いていません。 
 私の家は貧乏でしたから、その時代にバターなどは食べたことはほとんど
ありません。妻と話しているうちに一つの謎が解けてきました。
妻が育った福井の田舎では、冬に降った雪を夏でも囲っていたようなのです。
ですから、冷蔵庫がほとんどなかった時代だけれど、夏でもバターが保存
出来たということになります。
 私は昭和25年に大きな薬局に就職しました。薬の小売りと卸もやっていました。
その時に思い出の中に、結核で療養中の方の家までバターを定期的に届けて
いましたが、薬局内にある、ふか~~い井戸に吊り下げてあるバターを1個だけ
自転車に乗って片道1時間も届けた記憶がよみがえってきます。
その当時は、それほど貴重品だったのです。
 60歳で念願の我が子を得た妻の父は、この子を大切に丈夫に育てようと
猛烈な愛情を注いでいたことがうかがえます。しかし、私がそのように説明しても
そうかな~~と、妻は同意しないのですが・・。
そんなこともあって、、、マヨネーズをほとんど使わず・・バターを使って作ったの
ですが・・、さてさて・・評価はどうなる??
 あと3か月で83歳になるおじいさんが、料理を楽しんでおりますが、あなたは??