中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

廃炉で、ロボットが役立つか

 東京電力は19日、福島第1原発で溶け落ちた核燃料(デブリ)が
 たまっているとみられる1号機格納容器底部の水中で、毎時1.5
 シーベルト放射線量を測定したと発表した。
 この線量に人間があたれば、数時間で死んでしまうだろう。
 だからこそ・・ロボットが使われる。これまで何度も・・何種類かの
 ロボットが投入された。
 しかし、多くの場合は、ロボットが生きて?帰っていない。
 高濃度の放射能のある場所では、電子部品が思うように使えない。
 動力も水圧を利用しているのが現状のようだ。
 カメラも時間が経つと役立たずになってしまう。
 今後の廃炉に向かって、人が高濃度の放射線を浴びることは許され
 ない。
 高性能の、各種の機能があるロボットができてこそ、廃炉も進む。
 それがいつの日か。まだまだ道が多いように思える。
 政府や東電が予定しているスケジュールより、10年以上の遅れが
 出るのではないかと考えている。
 廃炉用ロボットは、日本だけでなく、世界からも参加を募っているので、
 優れものが出てくるかどうか。
 廃炉では人工知能も役には立たぬ。
 これが、「絶対安全」の、なれの果てじゃ。