昨夜、映画「アンネの日記」を観た。
3度目だ。
アンネたちが隠れていた家も二度見に行った。
オランダ.アムステルダムに「アンネの家」がある。
一度目は44歳の頃で、二度目は62歳の頃だった。
近くにカソリック教会があり、角を左に曲って数軒ほどにアンネ達が隠れていた家がある。
二度とも直ぐに入れたが、最近ではスマホで予約を入れておかないと入れないらしい。
家を見たからと言っても、人が多くてじっくり感慨深く見る余裕もない。
しかし後で、あの場所に8人もが息を潜めて暮らして居たのかと思うと息が苦しくなったものだ。
戦争が終わる直前に警察に見つかって収容所に送られる。
戦争が終わった時点まで生延びられたのは、アンネの父親だけだった。
映画「アンネの日記」が作られたことで、いつまでもドイツの悪行が世界に伝えられていくことだろう。
ドイツは、戦後処理を完璧に行い、償いも十分に行っている。
それでも、アンネの日記の伝える事実はドイツを悪者として後世に伝え続ける。
映画一本の威力を思い知らされる。
アンネと姉の二人は、劣悪な環境のもとにおかれて病死している。
アンネの父のオットーさんは、ロシア軍によってアウシュビッツ収容所から救い出された。