高木美帆さんは1000メートルで五輪新記録の滑りを見せて金メダルに輝いた。
これで今大会は3つの銀メダルと共に4つのメダルに輝いた。
弾けるような彼女の喜びの表現の中に、様々な感情が溢れているようだ。
一方、小平奈緒さんはどうしたことか活気がなかった。彼女の実力から考えるとこんなもんじゃないはずだ。
すべてが終わって、彼女は隠していた事実を語った。
1月の大雪の後、凍っていた路面で滑って足首を捻挫し、五輪を諦めなければならないほどだった。
やっと、努力の甲斐あって五輪の場に立てることができたが、満足のレースができなかったと。
世界のスケート選手と言われるような人でも、路面の氷に足をすくわれることがあるのだと思うと、
今の時期、道を歩くときに注意を払わなければと、教えられる思いがした。
小平奈緒さんには4年後も五輪のリングに立っていただきたいと願っています。