中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

高齢.なにが起るかの分からない(7)

前回は、少々長く介護保険のことを説明すすぎた気がします。

しかし、介護保険には色々な矛盾が含まれていています、本当に介護を受けたいときに間に合わないシステムになっている事を皆さんにも知っておいて頂きたいと念じています。

 

寝たきりとなって、妻の負担が一気に増えました。

食事、飲み物、クスリの服用、夜には私の身体を拭いてくれる。足腰が痛い妻には辛い作業だった。

ある時は、堪らずベッドの上で大便を漏らしたこともあった。

何とかして、少しでも妻の負担を軽くしてやりたかった。そのためには要介護2の認定が欲しかったのだが、据え置きのままになったというのはショックだった。

 

据え置きのままになったということで、(なんでや?)という思いがあった。

すぐの見直し申請も出来ないのもおかしいではないかと。

(すぐに見直しできないと言った担当者は、不勉強だったということが後で分かった)

 

これらの事で、闘争心が湧いてきたが、同じように娘たちが(何かがおかしい?)と感じたようで、色々と調べてくれ、動いてくれた。

その結果として、再申請が行われ、4月17日ケアマネ、4月23日に調査員竹さんが来られ、5月21日に認定通知が届きました。

とても早い決定となりました。要介護四の決定でした。

本当は、この決定が下りるまでの二ヶ月間が最も介護をして頂きかった時期だったのですが、お役所仕事はこういうものと、知っておいていただきたいのです。

一口に言って、介護保険制度は認定までのシステムは、納得できません。点数制で判定しているようですが、最終決定の席に患者の実態が届いていない事は私の場合でも明らかです。

申請書が出てから、患者が急変した際には、医師から、ケアマネさんからの通知で変更されるべき項目が加えられるべきです。

また、認知症と、そうでない人との判定の在り方についても見直しがあるべきです。

認知性の場合は周囲の介護が大変なので介護認定を早めることも大切です。しかし、その場合は、認定度が増えることがあっても下がることはありえません。

認知症でない私のような場合は、手早く介護していただき、回復すれば認定を下げることが可能なのです。

この問題については、今後も各方面に訴えていくつもりでおります。