東京歯科大学の竹内准教授らの研究で、新しい変異株と思われるものが見つかっている。
デルタ株から見つかったという。
デルタ株は「L452R」だが、英国発のアルファ株
「N501Y」と似た「N501S」が見つかったと言う。
新型コロナウィルスは、これまでにも書いてきたように突起を持っていますが、突起はスパイクと言われ、タンパク質でできています。
タンパク質を構成しているのはアミノ酸ですが、アルファ株と今回見つかった株との違いは最後がSに
変わっているだけです。
681番目のアミノ酸であるプロリン(P)が、アルギニン(R)に置き換わっているのです。
コロナウイルスの突起は沢山ありますが、その内の一つがこのように変異していたのです。
まだまだ詳しいことは明らかになっていませんが、
東京辺りが下火になっているという事は、新株への移行期と思えなくもありません。
アルギニンに置き換わりが進めば、感染しやすくなるだろうと思われますので、第6波の引き金になる可能性もございますあります。
「イプシロン株」になるのかどうか、注目を。