中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

選択は個人の自由だが・・・どこに住むかが問題だ

 人がどこに住もうが・・それは個人の自由だ。 だれが何と言おうと

ここに住みたいと思う場所に住めばよいとは思う。 

 しかし、その選択を間違うと悲惨な結果を招くこともある。 生きて

行くうえでは、いろんな選択を迫られる。 そして選択によって人生まで

左右されるということことが少なくない。

 医療だって、医者任せという人もいれば、自分で選択する人もいる。

医者任せというのも一つの選択肢だが、正しいとは言い切れないのは

多くの事例が物語っている。 

 欧米人は丘の上とか高いところを好んで住む人が多いが、日本人は

なぜか低い土地に住む人が意外と多い。 私は、なるべくなら川の傍には

すまない。住もうとは思わない。なぜだかしらぬが・・子供の時から水の

怖さを知っているような気がする。 多分・・母親が大阪で、臨月の時に

室戸台風に襲われ、腰まで水に浸かって逃げたという話を聞いたからかも

知れないし、その時に「私」は水に浸かっていたのかもしれない・・。

川の傍、川の土手より低い土地は怖い。 本来は川の部分であるが河川敷

になっている部分は怖い。 水というものの恐ろしさを認識すれば、住める

場所ではない。 日本のように山間が多い場所では雨が降れば急流となる。

水の流れに逆らえない。逆らう場所にいれば流される。 これは自然の原理だ。

自然に逆ららえば、痛い目に遭わされる。 それでも、先祖代々受け継がれて

いる場合には、そこを去ることもできないのが人の定めでもあり運命でもある。

 街中で、駅近が住みやすいところなのか、我が家のように標高300メートル

に住むのか? どちらがいいのか分からない。 わが家にも危険がいっぱい

あるからだ。 もし大量の降雨があれば土砂崩れもありうるだろう。 しかし、

大阪湾の対岸まで見通せる場所だけに換気は抜群だ。 空気感染の心配

などは一切ない。 オゾンがいっぱいで空気はきれいだし、小鳥のさえずりも

美しい。 便利さより環境の良さを選んだのだが、100点満点とは言えない。

それでも新型コロナ以降は・・この環境に有難さを感じている。

 どこに住んでも、いろいろと問題は有ろう。 地震に備えて「地盤」は強固か?

阪神淡路大震災の折、皿一枚も割れなかったとか・・・)

風に対して耐えられるか(我が家の場合、裏山のおかげで風が吹き抜けない)

やはり怖いのは、大雨である。 狭い日本だから、どこに住んでも問題はある

だろうが、その中で「住む場所」を選ぶのは至難のことかも知れない。