中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

ブラジルにおいて最終治験とワクチン供与の取引か

 新型コロナウイルスの感染者が世界の4分の1の251万323人という、

感染者拡大が引き続いて起こっている。

 そして、世界の8分の1ともいえる数字なのがブラジルが131万3667人だ。

ブラジルは、大統領の経済最優先主義と相まって、感染拡大が止まらない。

その状況をある意味において喜んでいるのがワクチン研究、製造のチーム

なのだ。 以前にも書いたが、サーズの時にはわずかの機関で終息したので

ワクチンが完成せず製薬会社などは多大の損失をこうむった。最終治験が

できなかったからだ。 今回の新型コロナウイルスの場合も、早々と収束

してしまうのではないかと研究チームはハラハラしており、そのために従来

の製造法を取らずウイルスの遺伝子情報を利用すつ方法を各研究チームと

もとっていえ、AIの力も借りての短期決戦方法とっている。

 そういう中で、最終治験にふさわしい場がブラジルであることは言うまでも

ない。 各研究チーム、製薬会社などが競ってブラジルに最終治験の場を

持ちたいと願っているだろう。 そこで、ブラジル政府との交渉となる。

 昨日、ブラジル政府は、英製薬大手アストラゼネカが開発を進める新型

コロナウイルスのワクチンについて、接種回数で1億回分を確保したと発表

したということは、治験と交換にワクチン接種1億分を確保したということだろう。

 世界保健機関(WHO)によると、世界では140種類を超えるワクチンの研究が

行われている。ブラジル政府は治験の場と支援金を支払うことでワクチン確保

を約束させたということだ。  英国だけでなく、来月には中国の最終治験が

ブラジルで行われる予定になっている。 世界のワクチンメーカーがしのぎを

削っているということになる。 どこが一番乗りになるのか?? そして安全

なのか??? それが判明する煮がいつなのか??? そして数量は???

これらがすべて・・・来年2月までに整ったら・・・東京五輪もあり得ることになる?