中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

ワクチンに期待と関心がある方へ (2)

   腰痛の痛み止めをたくさん服用している内に、だんだん目が見えにくく

なってきました。乱視気味になり、視野が暗くなります。 書きたいことが

十分に書ききれませんがあしからず・・。まず、この(2)ですでにご存じのような

記事を紹介し、(3)で私なりの結論を書くことにするつもりでいます。

ワクチンと言っても、いろんなタイプのものがあります。今回の新型コロナ

の場合は、投資が無駄にならないようにと、従来のように数年間以上もかかる

方法(不活性化方式)ではなく、ウイルスベクター方式とか、核酸方式など

ウイルスの遺伝子情報を利用する方法です。 短期間での開発が期待できる

からです。 ジョンソン&ジョンソンではウイルスベクター方式で、モデルナーは

核酸方式でなどです。 中国では厦門大学、四川大学、清華大学北京大学

復旦大学などが、さまざまな方式での研究を進めているようです。

  WHOなどによりますと、現在、臨床試験に入っているCOVID-19ワクチンは、

▽英オックスフォード大/英アストラゼネカウイルスベクターワクチン   

▽米モデルナのmRNAワクチン「mRNA-1237」

▽中国カンシノ・バイオロジクス/北京バイオテクノロジー研究所のウイルスベクターワクチン

▽米イノビオ・ファーマシューティカルズのDNAワクチン「INO-4800」

▽独ビオンテック/米ファイザーmRNAワクチン「BNT162」

▽米ノババックスのナノ粒子ワクチン「NVX‑CoV2373」

  などがあり、このほかに130ほどの研究が進んでいます。

  これらの中で最も進んでいるのが、オックスフォード大とアストラゼネカのアデノ

ウイルスベクターを使ったワクチンは、英国で5月下旬からP2/3試験に入りました。

モデルナのmRNA-1237もP2試験が始まっており、7月にはP3試験を始める予定です。

  中国の国有製薬大手、中国医薬集団(シノファーム)は開発中の新型コロナウイルス

向けワクチンで、アラブ首長国連邦UAE)で第3期の臨床試験を実施する。

中国は他国に比べて新規感染者を抑えており、感染者が増えている国外で最終治験

を進めるようですが、ブラジル、UAEとカナダで行うようです。 中国の場合、もし

最終治験に成功しても、中国国内でワクチン生産できる施設はないと言っていいでしょう。

そこが一番の問題点です。 その点、イギリスとアメリカは一歩前を行っていると考える

と、考えてしまいますが・・・そこが、このワクチンの難しいところで、一歩前なのかどうか、

判断がむつかしいところなのです。