中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

ウイルスに試されている人類。コロナ後の経済は厳しいぞ

 世界大恐慌に等しい不況が来るだろうと2月に推論を書きましたが

まさにその通りの事態になってきました。もしかすると、もっと大きい

経済打撃が各国を襲うでしょうから、簡単には元の世界には戻れない

でしょうね。 第2波が来ないで、今年中に収束してくれれば、今後

2年ほどで元の状態になることも夢ではありません。

 しかし、南半球から北半球へと・・第2波と言うよりも、姿も変えた

ウイルスに変異が起こっていると事態は複雑になります。 最も

怖れることはアジア地域での感染拡大です。 もし東南アジア地域で

第2波が来なければ・・・「奇跡の東南アジア」と言われることでしょう。

なにしろ、東南アジア地域以外では猛烈な感染拡大が継続中なのです

から。 東南アジア地域への第2波がなければ、中国を中心とした経済

が大きく伸びることでしょう。 米中貿易戦争といわれ、関税戦争にも

なった米・中でしたが、新型コロナ対策では完全な中国の勝ちであって、

アメリカが敗北しました。この結果がアメリカの大統領選挙にづいう形で

あらわれるのでしょうか。

 ここに大きな課題があります。ワクチンが成功するかしないかです。

従来の製造法とは異なる方法でワクチン生産が進められています。

あたしの知る限り、どの研究も従来法でやっているところはないようです。

従来法だと確実ではあるが、3年間かかるために、終息までに作らなけ

れば膨大な研究費などが失われることから、従来法を取らないで研究が

進んでいます。 詳しいことは避けますが、もしこのワクチンが大成功なら

事態は大きく展開して人類の幸せに大きく貢献するでしょう。

 でも、期待外れなら、もし副作用が大きければ・・事態はますます複雑な

方向へと進み、世界経済はどん底まで落ち込むことになるかもしれません。

カンタス航空は7000人の整理をすると発表しました。私の友人もカンタス

航空で働いているので心配です。世界の航空会社は軒並みに経営不振で

あえいでいます。立ち直れるでしょうか? 航空会社を復活させるには、

世界の往来を自由にすることですが、そうするとたちまち感染拡大が起こって

しまうでしょう。 むつかしい大問題を・・人類はつきつけられています。

少なくとも経済最優先主義ではウイルスの勝利にになるかも知れないという

ことです。 資本主義緒社会がウイルスを作り出したかもしれないだけに、

地球温暖化問題と共に、人類は試されているのかもしれません。