中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

身体の不思議・・こんなことも、こんなことも

 とにかく身体って不思議ですね。よくできているのか不完全なのか

、どうなっているのかよく分かりませんが、なんとなく上手くできているな、

って思ってしまいます。 こんな複雑な体を昔の人はどう思っていたの

でしょうね。 中国ドラマでも韓国ドラマでも、いわゆる漢方医がよく出て

来ます。 脈をとって「妊娠しています」などという。 ほんまかいな??

それで分かるのかいナ??なんて思いながら見ています。

ある意味においては4千年の歴史の積み重ねで、多くの経験を経て漢方も

素晴らしい結果を残しています。私は漢方にも強い関心を持っていましたので

『 神農本草』を読んだことがある。 この書には草根木皮のみならず、鉱物・

動物に由来する約三六五の薬物が書かれている。 多くの人々が、これで

命を絶たれ、多くの命が助けられるなかでの積み重ねだったのだろう。4千年

の歴史の重みはあると思う。

 しかし現在は西洋医学が世界の中心だ。 外国から解剖図が入ってきた時に

日本の蘭学者たちも体内を見てみたくなった。役所に願い出て、処刑された

人を解剖して、外国からの解剖図が正確だと知って、一気に研究が進んだ。

 同じころ、中国の医師も同じことを考えていたようで役所に願い出て、死刑

囚を解剖した。 それまで東洋医学の図としてあったものとは全く違っていた

ので、自分がみたものを図にしようとしたが、役所が許さなかった。違うのは

死刑囚という悪人だから違うのだ・・・と役人は言ったという。 そこが、儒学

恐ろしさとでも言えるだろう。儒教が国家を縛り、前向きのことを一切封じて

しまったのだが、この一件でもうかがえる。

 さて・・私のこと。 第1腰椎が圧迫骨折したのは6年半前。そのご、脊椎を

上からなぞっていくと・・ボコッと凹になっている部分が第1腰椎だった。

妻も珍しそうにいつも触っていた。すごいね凹になっているねと。 ところが、

このたび第4、第5腰椎の骨折があって、1か月ほど経過したころ、その凹が

消えていたのだ。見つけたのも妻だった。あれっツ??凹がないって。

 その頃から右太もも外側に強い痺れ、熱感が起こり始めたのだった。

凹がなくなってよくなったのではなくて、凹が消えたことと関係があるのだろう、

神経が触って右太ももに神経痛を新たに作ったようなのだ。 ああ・・不思議

だなんて・・呑気なことを言っていられない。 お腹は暖かい。右も左も。

背中も左右暖かくてさらっとしている。腰に手を回すと、左は腰からつま先まで

暖かくさらっとしているが、右腰からふととも、足裏まで汗でぬれて冷たい。

左右で、これほど違うとは??? 恐ろしいほどです。 第4第5の痛みとは

無関係の、別系統の痛みですね。