昨日も思ったが、今日も思う「齢(とし)はとりたくないもんじゃ」と。
痛さをこらえるのがつらいのじゃ・・地獄のようじゃ・・と。こんな物言いは
普段はしないが、祖父が時折つぶやいていた、「齢(とし)はとりたくない
もんじゃ」という言葉が、私の頭に鮮烈に残っているのだから不思議だ。もう
70年以上も前に話なのに。
第1腰椎の圧迫骨折がようやく少しは楽になったかと言う時期に第2腰椎の
圧迫骨折で腰痛が慢性化してしまった。これまであまり正直に人には言わな
かったことも・・書いてしまおう。 なぜ、これまでは書かなかったのかと
いうと、あまりきれいなことではないからじゃ・・。(じゃ)を入れると
年寄りらしい雰囲気が出るので、この文体のままで書き進めることにしよう。
腰痛の場所はある程度特定できる。第1腰椎を中心に円形で20センチほど
の場所がいたい。その痛みの中で、最もつらいのがパンツのゴムであり、ズボン
の場合はベルトがあたる部分の痛さなのじゃ。 だから、パジャマも大き目を
かって、ゴムひもを入れ替えて緩やかになるように工夫しているが、今度は
大き目・・というのが問題で、生地が余った分だけウエスト部分にしわが多く
なり、そのシワが腰にあたって痛むのじゃ。 もうこれまでなんども様々な
工夫を凝らしているのだが、うまくいかない。これまでに買ったパンツの数、
捨てた数・・あまりにも多すぎる。そんな日々を知っている妻が昨日新しい
パンツを買ってきてくれた!! やはり、わたしの身体を案じてくれている
のだ!と喜んだのもつかの間・・。たしかに、ウエストゴムが入っていないが、
伸びやすい、ほつれない生地を裁断したままという感じで、女性のパンツの
ようだ。履いてみると、はけないことはない・・が、しかし、妻が忘れていた
ことがあった。 どうもこのパンツも履けそうにないが・・次の機会に書く。