中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

未だに・・認識少ない人が多い、PCR検査

 どうもPCR検査について詳しく知ろうと思う人って、意外と少ない

ようなのだ。 新型コロナウイルスを考える時、PCR検査ってどんな

検査だ??って調べるとは思うのだけど・・。

 ここで書くのも面倒だから、やはり各自で調べてもらうしかない。

鼻の奥とか喉の奥とかから検体を採るのだけどウイルスが持って

いるRNAはごく微量なので、それを何度も何度も増やしてから

調べるという手間暇がかかるから時間を食う。当初は検体を採ってから

検査所に運ぶのにも時間がかかっていたので、結果は翌日しか判明

しないということもあった。 今は違う。今は約6時間でできる。本当は、

全自動検査機を使うと、もっと簡単なのだが・・・何度も書いてきたように、

文科省厚労省の壁があって・・未だにその壁が取り除かれてはいない。

 首相は当初から一日2万件の検査が可能・・と言っていたが、その頃は

一日3千件もできてはいなかった。 その後に検査できるキャパは増えて、

いまは6千件程度できるといわれている。でも、まだ2万件もやれていない。

ドイツでは一日5万件もやっているし、中国では一日何十万件もやれるらしい。

 先日(五日ほど前)のある番組で、このことが話題となった。その時に自民党

新型コロナに関わっている主要な議員が(自衛隊出身らしい)「かかりつけ医へ

行くとPCR検査ができる」と発言したのには、驚いた。司会者も一瞬驚いていたが

敢えて指摘しなかった。 しばらくして野党の議員が囁くように指摘し、指摘された

方も驚いた表情だったがCMになってしまった。

 そんな議員もいるぐらいだから、会議中に動画をみたり読書をしたりすることも

あるのか…と思っている。 だから・・というわけではないが、開業医にPCR検査を

してくれという患者が多いらしい。 アホな話や!! とんでもない話や!!

笑い話や!! PCR検査を何で・・・もっと増やせと言っているのか・・。

日本の現実を知るためなんです。 現実を知らなければ、対策も講じられない。

いまの数字がよければいいというもんではない。 いま・・・日本は「世界の奇跡」

を起こしつつあるのですが…それでも・・事実を知らなければ奇跡にはならない。

事実を調べて「奇跡」を証明しなくっちゃ!! 少なくとも、死亡者が少ないのは

「奇跡」だとノーベル賞の本庶さんも山中さんも思っているようです。

だからこそ・・・事実を調べることが重要なのですが・・・。  かかりつけ医に行って

PCR検査をしてくれなどと言うと、びっくりされるでしょうね。

感染症関連のことは関わりたくないのが、開業医のホンネなのですから。

どうか、皆さん方からも周囲の人たちへ、認識度を深めるようにご協力くださいね。