中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

どんどん変わるPCRの常識

 新型コロナウイルスに感染しているかどうかを調べるには

PCR検査しかない。抗原検査はまだ普遍的ではないからだ。

ところが、PCR検査の際には鼻の奥から綿棒で検体採取を

いないといけない。やられる方も痛いし、やる方は、クシャミなど

で自分が感染させられる恐れもあるとかで、充分な防御服を

着てやることになっているし、検体を採るには資格者だけと

決まっていた。 ところが・・・これは・・古い考え方に基づいた

ものであったらしい。どうしてそのような古い考え方が定着

してしまったのか・・・不思議でならない。

 まず綿棒で鼻から検体を採取する場合、本人が綿棒を持って

鼻を20回程度こする。鼻の奥に差し込まなくて良いのだ。

これならだれだってできるし、痛くもなんともない。 こういうことで

やれることを、これまで資格者だけにさせて、どちらも辛い思いを

してきたのだから・・・お笑いとしか言いようがない。 あんなに

真面目に取り組んできたことが・・違っていたなんて。

 それでも新型コロナウイルスに関するさまざまな問題は、情報が

行き届いているとは言いにくい状態だ。 私が今日書いたことなども、

現場の医療者たちはまだ知らないかもしれない。 今のような情報

社会の中にあっても正しい情報が隅々まで届いていないというのが

現実なのである。私が書いているのは東大・先端研の報告なので

間違いない。