新型コロナウイルスの検査法はいろいろあります。
その要点と問題点を書きておきます。
PCR検査
RT-PCR 検体は、喉、鼻の奥から採取(痰も) 検査時時間は約4~6時間
LAMP法 検査時間は約35分 3月下旬から行政検査で使用している
RT-PCR 検体を唾液とする方法(現在未承認だが、近いうちに承認へ)
抗原検査
抗原検査 検査時間は約15分前後 指から血液を採って検査。
5月中に保険適用がほぼ決まっている。 新型コロナに感染して
いるかどうかが判明する。
抗体検査 検査時間は約30分前後 指などからの血液を使って検査する。
体内に抗体ができているかどうかを調べる。 5月中に承認申請の
予定。 ただ、信頼度は高くはないといわれている。
(すでに新型コロナウイルスに罹って、体内に抗体ができているかを
確かめられるという点で期待できる)
RT-PCR検査は、ウイルス内のDNAを10億倍にも増やして検査するのだが、
検査機はもともとはいろんなDNAを増やすことを目的としていて、新型コロナウイルス
のために作られたものではないのです。 DNAを増やす手順が複雑で、現在は
検査に使う「試薬」が世界的に不足していて、政治的にも大問題となっています。
こころが、すべての手順を全自動でやれる機械が国内の大学に約30台ほどあります。
現在は使われていません。 これを使うと、一気に一日で2万件ほどの検査ができる
と言われています。全自動の機械です。 なんと・・なんと・・日本で作られているの
ですが・・・スイスのロシェ製ということになっています。 多分・・ですが・・IT産業でも
よく観られたケースですが・・世界の誇る日本の技術が日本では認められずに、外国
に奪われた・・というケースの一つかも知れません。
新型コロナウイルス渦が起こった時に、どうして世界最先端のスイス製の検査機を
使わないのかと言う論議が起こったものですしたが・・こんな裏があったようです。
アメリカは、トランプの一言で、この検査機を直ぐに導入しています。 日本は複雑な
国なのですね。