中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

医療現場の壮絶さを伝えてほしいが・・

 医療現場がとても壮絶な状態であることをイタリア、フランス

イギリスやアメリカの報道で見ることができる、知ることができる。

しかし、日本の医療現場の報道は、ほとんどみることができない。

でも、想像することはできる。報道に協力するほどヒマじゃないの

かもしれない。 防護服はゾーンから出る場合には、いちいち着替え

なくてはならない。それだけでもとても面倒なことだが、それを守ら

ないと院内感染の原因となりかねない。 着たり脱いだりするから

防護服が足りなくなるんだということを知らない人が多い。 医療用

マスクだって毎日替えなくてはならないのに週に1枚とか2枚などと

言うのはあってはならないことだ。

最前線にいる医療者は、自分たちがいつうつるかを案じないわけが

ない。それでも・・患者たちのために全力を尽くしている。

医師が足りないので、無給医まで動員しているのが実情だ。

インドは、世界一厳しい外出禁止を課している。医療者が防護服を

着ているのを見て、この人たちがウイルスをまき散らしている・・と、

子どもたちまで一緒になって医師に石を投げつけている映像をみた。

あまりにも医師たちがこういう誤解にまきこれているので、インド政府は

医師に対して、このようなことをした場合には7か月間の禁固刑を科す

と法律を改めてやっと医師が守られるようになったらしい。

日本では、そんな馬鹿な人は一人もいないだろうが、医療者たちが

どんなに新型ウイルスと戦っているかを知らない人が多いのではと

おもう。 それが分かれば・・理解していれば・・好き放題をしないの

ではと思うのだが。 やるべき時はやる!! ガマンして外出を控える。

そうしないと・・外出自粛は延期されるだろうし、いつまでも新型コロナに

苦しめられることになる。

 長崎のクルーズ船をみれば、人と人が近ければ感染がどんどん広がる

ということがわかるだろう。 623人の乗組員たちが・・あっという間に

150人も感染してしまった。未だ検査中の人もいるから、まだ増えるだろう。

なるべく、出掛けない。不要不急で外出しない。人との距離を置く。

三密にはならない。 守る人と守らない人。 守らない人には天罰を!!