中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

今はいい時代だと言っていいのかどうか

今回のコロナウイルス渦で感じたことは、と、いってもコロナウイルス渦が

始まってまだ2か月しか経っていないのだが・・。

生活支援を求めたり、補償を求めたりする人が多いのに・・時代錯誤ながら

驚いている。もちろん時代錯誤しているのは私であって、皆さんではない。

私が生きてきた85年以上もの年月の中で、行政に対して支援を求める、

支援してもらえる・・なんてことを考えることもなかった。

 いま思い起こせば・・あの戦時中・・国民はどうしていたのだろう???

昭和20年の3月12日の夜、兵庫県姫路市に住んでいた親せきのお宅に

一夜泊めていただいたことがある。姫路城内にある兵庫県の連隊にいた

父との面会を明日に控えて泊めてもらったのだった。 その夜と、翌朝の

食事が忘れられない。 一椀の中に米粒が20~30あっただろうか?

ほとんどがお湯と言ってよい「粥」だった。祖母と私が泊めていただいた

ことで、ずいぶんご迷惑をおかけしたのだろう・・と、あれから75年を過ぎて

思い出す。 戦時中の国民は、ひどい生活を余儀なくされていた。だれも

助けてはくれなかったじだいだといってよい。

 それを思い出すと、今は良い時代なのだな~~!!って、つくづく思う。

なんとか・・なら、働くところもある、なんとか食える。 あの頃はそれさえ

なかった。だから・・あの時代を知っている人は、戦争絶対反対なのだ!

4月10日に82歳で亡くなった映画監督の大林宣彦さんも反戦で映画を

撮り続けてきた人でした、。 コロナ戦争は、まだ始まったばかり!!

弱音を吐くな!! 私は、大阪の上本町6丁目の角地で(近鉄の迂回側)

大空襲で亡くなった死体を山積みにして、、市民が火葬をしていたあの

場面をどうしても忘れられない。 いまのコロナ渦程度で、手を出している

ようでは、戦争には耐えられない。 手を出しても、米粒一つくれないお上

だった。 そんな時代錯誤の話をしても仕方がないが・・そういう時代だったんだ、

そうなるかも知れない局面が来るかも・・と、肚を決めておいてほしいとおもう。

あまかった時代(今も甘い時代)が、いつまでも続くはずがない。

 しっかり・・・肚を決めておくことも・・わすれないようにね。それが「時代」という

ものなのだ。令和の時代はつらく苦しいものになるだろう。それでも、乗り越え

られる!!! やる気さえあればだが。