中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

子どもに金を与えると碌なことがない

 美空ひばり聖地が消滅のピンチだという。

昨年末の紅白歌合戦でAIひばりが登場するということが話題となって

視聴率に貢献したと言われている。それだけ、ひばりフアンは今でも

多いと思う。

美空ひばりにとって「聖地」が必要なのかどうかは知らないが、売りに

出されているというから気の毒だ。売主は、長男の加藤和也氏(48)だ

が、長男と言っても実子ではない。 つまるところ・・甘やかして育て

たことは有名だった。100%とは言わないが、子供を甘やかし、金を

与えた結果が良かったということはあまり聞かない。 ほとんどの場合

不肖の息子にしてしまう。 本人ではなく親が悪いのだと、私は思って

いる。お金というものは、働かないでもらえるわけがない。言い換えれば

時間と引き換えに金を手にするのが普通なのだ。 一部の人たち以外は、

この資本主義のシステムの中に組み込まれている。 楽に金を手にした

子どもたちは「金の成る木」が、いつも身近にあるのだと勘違いしてしまう。

そして、不肖の息子、娘が出来上がっていく。 大人になってからでは、

もう手遅れで、救いようがなくなってしまう。 どれだけの資産を残そうが

全部使い果てるまで無駄に使う。 もう・・それは宿命なのだ。

ひばり御殿も、消えていく宿命を負っているのだろう。