英国の総選挙が行われ、日本時間のあす午後には大勢が
判明すると思われるが、さてどうなるか？
ジョンソン首相率いる保守党が優勢のようだが、どんな
勝ち方をするか。よほどの大差で勝たないと、議会でまたもや
否決されるということが繰り返されるかも知れない。
大半は、ＥＵ離脱に向かうだろうと思われていて、日本企業も
ぞくぞく英国を離れようとしている。 離脱後の英国に工場を
もっていては不利になるという見方があるからだ。
離脱がどういう形になるにせよ、国民にとっては大問題だ。
有利になる人もいて、不利になる人たちもでるというのが、ＥＵ
離脱問題の複雑さだ。国民も企業者も、しばらくはごちゃごちゃの
中に巻き込まれていくだろう。見通しが分からない。ある意味で
船出に際しては、お互いに警笛を鳴らしながら安全を確保するほか
ない。
