昨夜書いたように、英議会で１５日、英国のＥＵからの離脱条件などを決めた
協定案が否決された。賛成２０２、反対４３２という歴史的大差だった。
メイ首相は代替案を２１日にも提示すると約束したが、 離脱合意案が大差で
否決されたことで、現行案に大幅な修正を加える必要がある。だが野党や保守党の
離脱強硬派の支持を得られるような代替案を見いだせるかのめどは立っていない。
しかし、もし代替案が作成されても、ＥＵ側は既に英国と合意した離脱案の再交渉を
拒絶しているので、よほどのことがない限り、議会の承認を得ることは難しい。
そこで・・最後の手段として「合意なし離脱」のおそれが強まってきた。 もし合意なき
離脱ということになれば英国経済に多大な影響をおよぼし、日本企業にも打撃をうける
ことになる。
私は今回の経緯をみていて思うことがる。「アイルランドの祟り」だと思うのだ。
長くなるので稿を改めて書くことにしよう。
