東京オリンピックの各会場では木材が多用されているらしい。
木の温もりを感じられるのはいいことなのだろうが、多くの
高齢者にはさぞかし辛いことだろう。高齢になると尻の肉が少なくなる。
まれに、高齢者でも立派な肉を尻に蓄えておられる方を見かけてうらや
ましくなる。 私も50歳代などは、女性たちにいいお尻されてますね!
と、ずいぶん褒められたこともあったなと、思い出した・が、今はない。
少しクッション性のある椅子から立ち上がると、尻の骨が突き刺さった
跡が2カ所くっきりと見える。 高齢が進むほど、多くの男性はそうなる。
女性の場合はホルモンの関係だろうか、男性よりはましのようだ。ただし、
重篤な病気をお持ちのじょせいも、やはり骨が突き刺さる。 高齢者は
こういうことをあまり訴えないので、コーヒールームやレストランなど
でもクッション性のない椅子が意外と多くて、辛い思いをしながら食事を
する。我が家の中では、PCとTVの前とでは違ったタイプの椅子にして
いる。これまで何度椅子を代えたことだろうか。それでも納得のものはない。
クッションにも工夫がいる。高価なものがよいとはいえず、超軽量のプラス
ティックの凸凹クッションの二枚重ねなど、工夫の毎日だ。 そういえば、
せんじつTVのコマーシャルでハニーコムタイプのものが売っていた。尻に
卵をいても割れません・・と言うものだ。ご覧になった方もいるかもしれない。
あのようなものがコマーシャルで流れるということは、そういう人が多いと
いうことをあらわしている。TVや新聞の健康食品も、高齢者のつらさをよく
表していると思う。耳鳴り、膝、腰、目などなど、すべて高齢者が具合が悪く
なる部位だから。