中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

齢(とし)はとりたくないもんじゃ (4) 座ると痛い

  東京オリンピックの各会場では木材が多用されているらしい。

木の温もりを感じられるのはいいことなのだろうが、多くの

高齢者にはさぞかし辛いことだろう。高齢になると尻の肉が少なくなる。

まれに、高齢者でも立派な肉を尻に蓄えておられる方を見かけてうらや

ましくなる。 私も50歳代などは、女性たちにいいお尻されてますね!

と、ずいぶん褒められたこともあったなと、思い出した・が、今はない。

 少しクッション性のある椅子から立ち上がると、尻の骨が突き刺さった

跡が2カ所くっきりと見える。 高齢が進むほど、多くの男性はそうなる。

女性の場合はホルモンの関係だろうか、男性よりはましのようだ。ただし、

重篤な病気をお持ちのじょせいも、やはり骨が突き刺さる。 高齢者は

こういうことをあまり訴えないので、コーヒールームやレストランなど

でもクッション性のない椅子が意外と多くて、辛い思いをしながら食事を

する。我が家の中では、PCとTVの前とでは違ったタイプの椅子にして

いる。これまで何度椅子を代えたことだろうか。それでも納得のものはない。

クッションにも工夫がいる。高価なものがよいとはいえず、超軽量のプラス

ティックの凸凹クッションの二枚重ねなど、工夫の毎日だ。 そういえば、

せんじつTVのコマーシャルでハニーコムタイプのものが売っていた。尻に

卵をいても割れません・・と言うものだ。ご覧になった方もいるかもしれない。

あのようなものがコマーシャルで流れるということは、そういう人が多いと

いうことをあらわしている。TVや新聞の健康食品も、高齢者のつらさをよく

表していると思う。耳鳴り、膝、腰、目などなど、すべて高齢者が具合が悪く

なる部位だから。