コロナ禍で自殺者が増えている。もともと、自殺者は
男性のほうが多いのだが、今年の場合は増加率では女性のほうが
多くなっている。どういう理由かは知らないが若い女性の自殺が
増えていることにコロナ禍の暗くて深い闇を感じる。
先日、たまたま老人がたむろしているところを通りかかった。
最近は、老人がたむろする場所まで少なくなっている。そういう場所の
椅子は撤去されてしまっているか、クッション性のない板張りの、
老人が痛くて座りにくいような椅子になっていたりする。 尻の肉が
落ちてしまった老人男性たちには落ち着いてくつろげるような場所は
どんどん減るばかりだ。 わたしも腰が痛くて座りたくなって、腰かけた。 会話がコロナ禍の話から、それぞれの悩みなどに話が移って、
その中に「こうなったら、街中をうろうろ歩いてコロナに罹ってしま
おうかと思う。コロナに罹ったらわしの場合はいちころやとおもう。
いっそ、そのほうがしんどい思いをして生きてるより楽かもしれん
とおもっているんや」と。みんなが・・そうやな、そうかもしれんなと
うなずきあっている。 積極的感染での自殺願望みたいな話だった。
知らない人たちなので、口をはさめなかったが、そんなことをしたら、
医療者がかわいそうや・・と、言いたかったのだが。 町をうろついて
いる年寄りの中には、そんな人もいるかもしれん。
だれが、なにを考えて行動しているのか、だれにもわからん。
だれもが、辛いコロナ禍の中をやっとのことで生きているのだとおもう。
経済が回らないということは、ゼニが回らないということや。回ってこないと次に回すこともできん。 年寄り専門のサンタクロースはいないの
だろうか?? 頼むから来てくれないかな~~。