中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「いだてん」はイマイチだったなあ~

 大河ドラマ「いだてん」も、もうすぐ終わることになるが、

ハッキリ言ってつまらないドラマだった。 このドラマで何を

多くの人に伝えかったのかという意図はよく分かる。だから、

この番組を企画したことは、とてもよかったと思っているのです。

では、なにが気に食わなかったのか・・あくまでも・・私の主観

ですが・・。 来年開催される東京五輪までの大きな流れを描く

という意味において、とてもよかった。 しかし、此のドラマは

下品なドラマだともいえる。 その原因は宮藤官九郎さんの脚本だ。

私の個人的な好みだが、宮藤さんの脚本はあまり好きじゃない。

若い人に媚びすぎている感じがする。「いだてん」の場合にもそれが

出ている。 配役も好きではない。だれが、どういういきさつで役者

を選んだのか分からないが、宮藤さんの好みも大いに入っているの

だろう。このドラマを下品なものにしている要素は田畑政治役の阿部

サダヲさんだと思う。彼が悪いのではなく、彼にそういう演技をさせた

方が悪いのだけれど・・やたらに大声が多い。韓国ドラマに下品なもの

が多く感じるのは、大声がよく出てくるからだと私は思っている。

阿部サダヲさんがわめくような発声をしていて、とても好きにはなれない。

それが毎週なのだ。金栗四三さん役の中村勘九郎さんも適役とは思いにくい。

これも勘九郎さんが悪いのではなく、そういう演技を求められたからかも

知れない。 古今亭志ん生役のビート・タケシさんの場合は、とても邪魔な

存在だった。すべてが宮藤さん好みのキャスティングなのだろうが、総じて

いえば愚作に思える。後世に残る名作にはとても入れられない。 まあ、

五輪の記録的ドラマだと思って観ているに過ぎない。 来年は「麒麟がくる

だ。放送直前に沢尻が、とんだドラマを演じてくれたおかげ??で、大迷惑

を蒙ったが、大宣伝にもなった。どんなドラマになるのか、楽しみにしている。