中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

MLB・飛ぶボールなのか?

  メジャーのアストロズの名投手のバーランダーが「こんなにホームランが多いのは
偶然であるはずがない」と発言して注目されている。
 メジャーリーグではここ数年、リーグ全体の本塁打数が増え続け、かつて“ステロイド
時代”と呼ばれた1990年代後半から2000年代前半をも上回る勢いだ。
 今季も開幕日のリーグ合計本塁打数が史上最多の48本に達したり、シアトル・マリナーズ
開幕20試合連続本塁打とメジャー記録を更新するなど、本塁打の記録に関する話題が多い。
 1昨年にメジャーの年間ホームラン数の新記録を作ったが、今年はそれを大きく上回る
ペースでホームランが量産されている。
 本塁打が激増している原因を、打者たちが意識してフライを打つ「フライボール革命」だと
言われ続けてきたが、最近になって「MLBが“飛ぶボール”を使用しているからではないか」と
いう声も根強くなってきた。
 ヤンキースの田中投手が得意のスプリットの球が思うように曲がらなくなってきたのも
ボールの表面(縫い目とか皮の質の)が変化してきて空気抵抗が少なくなったからだとも
指摘されている。
 MLBは公式には“飛ぶボール”の存在を否定し続けてきたが、その主張を続けることは
どうやら難しそうな気配だ。なんでも分析してしまうMLBなのだから科学的に反論したら
どうか・・と思うけど。