毎年この時期になるとツバメのことを書いているような気がする。
今年気付いたことを少し書いてみよう。
どうも今年はツバメが少なく感じる。 もちろん私が棲んでいる
界隈の話であって他の地域のことはしらないが・・。
秋に南に旅立って春に戻ってくるツバメだが、南へ渡る際に減って
しまったのか？ こちらに戻る際に減ってしまったのか・・・と案じる。
そういえば、昨年秋に旅立つ時期に台風が連続して日本にやって
きた。 あのような嵐の中では波の上での仮寝もできないだろうから、
多くのツバメの命が失われた可能性が高いのではないだろうか。
ところで、戻ってきた今年のツバメはラッキーものだ。 この辺りでは
７年に一度ぐらいの周期で春に毛虫が多発するのだが今年がその
年にあたるようでたくさん毛虫が発生していた。 ツバメの子育ての
時期に餌を求めて飛び回る動きがあまり見られなかったのも、手近に
餌になる毛虫がいっぱいいたからではないかと思える。
そのためか、子ツバメの発育が良い。今年は逞しく育って南へ帰る
秋を迎えるに違いない。因みにツバメは東南アジア一帯、遠い距離
ではフィリピ辺りまでの距離を移動するらしい。
