中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「考える人」が増えてほしい

 小説の中ではあるけれど、村上春樹さんが「大半の人が、人の話を聞く
ことが出来なくなっている。自分で考えることをしない人は、他人の話を
じっくり聞けない人だ」と言うような内容のことを書かれている。
  私は若いころに年寄りの話をよく聞いた。年寄りと言うと語弊がある
かもしれないが、とにかく職場であっても、どこであっても年長の方の話に
耳を傾けたものだった。 それがとてもよかったと思っている。他人の経験に
謙虚に耳を傾けることで得るものが多い。
 ノーベル賞を受賞された本庶佑さんが「教科書を信じないで」と仰った。
すべてに?を感じて自分で考えることの重要性を言っておられる。
 人の経験を聞く、教科書的なものは頭から信じないで、自分で調べる。
何事も自分で考える。 簡単なようだが、自分で考えている人が少ないと
感じるのは春樹さんと同感だ。
  いつ考える?今考えないと・・遅いかも。 なにを考える?それも自分で
考える。 考えるということの習慣を身につける。そのためには人の話に
じっくり耳を傾けることも必要かも。