中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

キレる老人が多いというが・・

 今日、散髪をしてきました。 たまたまラジオで麻生さんが発言を
撤回したというニュースが聞こえたので「麻生さんのいうように、近ごろは
年寄りを大事にしなくなっているからね~」と言うと、彼(職人さん)が言う
には、「最近はちょっとのことでキレる老人が多いんですよ」と。
 話を聞いてみると、ここのところもうすこし短く切りましょうか」と、言って
から切ったのに・・(切り過ぎや! 前と違うやないか!)と怒鳴るんですよ。
切ってもいいですか・・と訊いたでしょう? といっても怒るばかりで」と言う。
「いろんなお客さんがいるからそういうこともあるかもね、でも、ひょっとして
そのおじいさんは聞こえてなかったんじゃないのかな? 老人になると耳が
遠くなるからね」 ・・と言っておいたが、彼の言うにはオジンは扱いにくい
のだそうだ。お客さんのようにじっくり話せる人が少ないんですよ・・とも。 
  キレるのは要求不満のあらわれだと思う。ストレスがたまっているのだ。
高齢者がだんだん疎まれる時代になってきた。年長者だと敬われる時代は
過ぎ去ってしまったのかもしれない。 昭和は遠くなりにけりかもしれない。
 戦争で戦死した多くの人たち、残された家族、空襲で亡くなった人たち、家も
財産も失った人たち、敗戦(終戦ではなく敗戦なのだ)後の暮らしは、大震災
と較べようもないほどひどいものだった。 そこから今の日本をせっせと働いて
作ってきた昭和の人たちが、今では邪魔者扱い?なのか。と、悲しくなる。
 それでも、やはりキレてはいかんでしょう。敬われるように賢くなくてはダメ
でしょう!! こんなことを書いても・・オジンたちは読んでもくれないだろうが。