猛暑が始まってからの2週間で救急車の出動が2万件を
超えているらしい。 もちろん熱中症の症状などでは緊急搬送
が必要かもしれない。
しかし、首筋を冷やすなどの処置や、意識の確認などもしない
ままに救急車を要請することも多いらしい。
日本では救急車の出動回数が多く年間2兆円もの費用を自治体
が負担しているという。先日も書いたけれど、外国で救急車を使うと
とんでもない金額が請求される。
因みに参考までに書くと・・
ニューヨークでは5万円、カナダのバンクーバーでは6万円、
ロンドンでは無料、 ドイツのミュンヘンでは6万7千円、
豪州のゴールドコーストでは9万円、パリえは重症者のみ無料で
それ以外は3万4千円などとなっています。
外国の場合は、多くの人が民間保険にも入っています。その保険
の中に救急車を入れるかどうかを問われますのが、入れると保険料も
高くなるというわけです。
軽症者による救急車の利用が増えることで、結果的に重症者の
受け入れが困難になり、いわゆる「たらいまわし」などの問題が
起きています。
私たちの場合で言いますと、一度だけ救急車を呼んだことがあります。
妻がメニエル症状を起こして大変だったのです。
しかし、その後はもっとひどい症状になっても救急車の要請はしません
でした。その病気がどのようなものかをしっかりと学んだからです。