中原武志のブログ

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法定速度を守っていても事故は起こる

法定速度を守っていても事故は起こる
 交通事故の原因というと、「スピードの出し過ぎだろう」と思ってしまう。しかし「事故直前速度別事故発生状況」のデータによると、人身事故の61%は時速20キロ以下で発生! 時速40キロ以下も28%で、なんと全体の89%が時速40キロ以下の低速域に集中している。反対に時速60キ超の事故は、たったの1%しかない。
 死亡事故に限ってみると、時速20キロ以下が18%、時速40キロ以下が26%、時速60キロ以下が38%と、速度域が中速域に移行してくるが、より上の速度域を見ると、時速80キロ以下が11%、時速100キロ以下が5%、時速100キロ超となると2%にとどまっている。さらに言えば、「全事故の法令違反に占める最高速度違反の割合」というデータでは、最高速度違反による交通事故の割合は、わずか0.5%らしい。(警察庁交通局のまとめた「交通事故の発生状況」)
 私は法定速度を守り、周辺にも注意をしながら運転している。何かの時に「高齢者だから」と言われたくないためにドライブカメラも付けてある。それでも事故は起こるときには起こるのだと思うと嫌だね。相手の不注意で事故ったりすると腹立たしいし悲しいよね。運転していて腹立たしいのは、路上駐車の多すぎること。むかしイタリアで「なんという国だ!」と思ったことが、いまの日本で起こっている。歩きスマホと不法駐車をしっかり取り締まってほしいのだけど、警察は不法駐車の取り締まりには無関心のようなのが残念だ。駅周辺には出迎えに来たらしい車が所狭しと路上駐車していて危険この上ない。路上駐車している車の間から、歩きスマホの人が出てくるなんて・・あほかいな!