19日に和歌山市でビルの工事用の足場から5キロの鉄パイプが落下し、
通行していた男性にあたり死亡した事故は、防止できる機会があったにも
かかわらず事故を起こしてしまったという点が大問題だと思う。
なぜならば4日前にも同様に鉄パイプが落下し、事故防止のために工事が
4日間も中止されていたのに、工事再開と同時に事故を起こしたのだから。
同様の事故は最近10年で少なくとも14件起こっているらしい。
それで思い出すのが、超高層ビルが乱立しているニューヨークでの思い出だ。
最近20年のことは知らないけれど、昔はよくN・Yへ行った。落下物から
通行人を守るためにかなり長い庇状の防護棚が出っ張っているビルが多く、
歩いていて、とても鬱陶しいなと思ったものだった。防護棚の下は暗い。
あの頃は特に多かったのかもしれないし、今もそうなのかもしれない。
日本であれだけのものを設置するのはづ路上状況から難しいだろう。
マンションの大規模修繕工事の足場撤去の現場など、歩行者は怖い。
警備員がいるが、交通整理だけであり、上空からの落下物まで注意
してくれているわけではない。 上を向いて歩こう!!! 下も
危ないかもね。