共謀罪について書きましたらコメントをいただきました。
お返事には長すぎますので、ここに書かせていただきます。
治安維持法を作る際に政府は、善良な社会運動を取り締まる意図はない、
思想を処罰する意図はないなどと説明したのです。
この事件では神殿が政府によって爆破までされています。1942年には
報道されませんでした。
この無茶苦茶な違法捜査を指揮した内務省の唐沢俊樹警保局長は、
勢力を根絶やしにする人民戦線事件が起きました。
燈台社事件などにまで適用範囲が拡がります。
記念写真をもとに共産党の再建準備会議を開いたとでっち上げられ、ひどい拷問が
繰り返されました。
1939,40年に起きた企画院事件では国家総動員計画を立案していた企画院の
1939,40年に起きた企画院事件では国家総動員計画を立案していた企画院の
国家公務員にまで、「官庁人民戦線」を作ろうとしたという砂上楼閣のような事件を
でっち上げています。
同じような構造の法律です。
一番の注目点は、治安維持法が作られたころと今とがよく似た状況下にあるという
ことです。
結果的に治安維持法成立後に戦争へと向かって行っています。いまの安倍政権が
せんか?
共謀罪法は・・凶暴な法律でもあるのです。凶器を持たせれば何をするかわかりません。