私の子供の頃のおもちゃを思い出そうとしても、
ほとんど何も覚えていない。
5歳までは、チャンバラが好きでオモチャの刀を
10個ぐらい持っていたように思うのだが、ある日に
訪ねてきた叔父に刀があたったらしく(覚えてない)
押し入れに入れておいた刀を全部、ボキボキと折られて
しまった。
オヤジな長男で、この叔父は3男だったが、彼が95歳
で亡くなるまで、一生好きになれなかったものだ。
子供の頃の恨みは激しい?
その後は、コマぐらいしかオモチャらしきものはなかった。
小学生4年ぐらいの時は、ベッタンという札をいろんなルールを
作って取り合いしたことは覚えている。
女性は羽子板だけのようだった。
あとのものは、全部自分で作った。
竹とんぼ、紙鉄砲、水鉄砲、叩きコマなどなど、、、
何にもなかったから、作るしかなかった。ナイフと鎌を使って
いろんなものが作れた。
あの頃の、あのような経験がなかったならば、手先の器用な
私はできていなかっただろう。
ナイフも鎌も(山釜、草鎌)包丁も怖くはないし、研ぐことも
できる。
こういうのは、やれないよりも、やれる方が楽しいし、生活環
を楽しめるというものだ。