今年もノーベル賞受賞!!
2016年のノーベル医学生理学賞を東京工業大栄誉教授の
大隅良典氏(71)が授与された。
大隅氏は生物が細胞内でたんぱく質を分解して再利用する
「オートファジー(自食作用)」と呼ばれる現象を分子レベル
で解明。
この働きに不可欠な遺伝子を酵母で特定し、生命活動を支える
最も基本的な仕組みを明らかにした。
近年、オートファジーがヒトのがんや老化の抑制にも関係して
いることが判明しており、疾患の原因解明や治療などの医学的な
研究につなげた功績が高く評価された。
日本人のノーベル賞受賞は3年連続の快挙となった。
※ わたしが医学・生理賞の候補者として考えていた本庶祐さんの
受賞はならなかったが、先生が書かれた「いのちとは何か」
岩波出版はぜひともお勧めしたい本である。