中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

こんな名誉教授(医学)もいる

 神戸のある会場で、某大名誉教授と称する(本当かどうか
確認してないが、京都でクリニック経営をしているので本当だろう)
先生の講演があった。
 話を最初から聞いていなかったので、中途半端な批判は
避けるが、質問に答えていた内容で驚いたことがある。
 2年前に乳がんの部分切除を受けた女性が、このたび再発
が見つかった、放射線治療抗がん剤治療も拒否しているが、
がんが極く小さいので簡単に手術でとれますよと医師は言うの
ですが・・どうしたら? という趣旨の質問だった。
 この先生は「ちゃんとした食事療法をしていたら再発なんて
なかったでしょうね」と答え、食事療法で再発が防げると言い
放った。
 私は、あっけにとられて、馬鹿らしくもなり、そのまま帰ってきた。
何でもありの「がん治療」の現状にはいろいろと驚くことばかり。
 この先生の言っていることは、近藤誠医師の「放置療法」より
問題ありだと、私は思っている。なぜならば、それで別途の商売を
やっているからだ。
  追記。調べてみると、とても偉い先生だった。肺がんの外科系
 の教授でもあった。でも私は講演や質問への回答の内容に大きな
疑問を持っている。肩書きさえあれば、何を言ってもいいのだろうか。
それを信じる人々に、みょうちきりんな商品を売ってもいいのだろうか。
 本当に患者のためにやっていることなのだろうか?商売ならやめてほしい。