中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

家系図・家紋の嘘と真(2)

 由緒正しき家系図で言うなら、「冷泉家(れいぜんけ)」だろう。
何しろかなり古く鎌倉時代あたりまでさかのぼれるのではないか。
 室町時代からの記録が今もしっかり保存されているのは冷泉家だけでは
ないだろうか。(各自で調べていただきたいが)
 そういう意味では家康などは短い歴史しかないということになる。
 
 最近、家系図を見せていただいたことがある。5代祖までの家系図
有名な人が登場するような怪しいものではなく、姓がなく名前だけだった。
このような家系図は本物だ。
 1代を20年~25年と考えると、5代祖までは100年~125年と言ってもよく
その気で調べれば、わかる範囲である。
 家系図屋さんが作る場合は、何百年も遡って「うそ」の家系図を作り上げる。
たとえば、私の場合ならば、公家(くげ)の中に「中原」という人がいるから、そこから
でっち上げればよいという具合にである。そういう家系図を作ってもらって
ありがたがっているお馬鹿さんも世の中には多い。
たとえば、九州・島津家の家来の中原氏から系図を作り上げることもできる。
 そんな嘘をありがたく思うような人は、大した人ではない。