中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

ご先祖さま、30代先までまで遡ると

 自分史探しが人気があるようだ。
自分はいったい何者で、どこから来たのか--。
本人に代わって家系図を作成する業者への依頼が増えているという。
安いもので9万円~130万円といろいろ取り揃えているらしい。
 顧客の中心は、核家族化を背景に家族のつながりが薄くなっているとされる
中高年世代のようだ。
 明治時代にも家系図作成業者が大流行したそうだが、どう考えても馬鹿らしい。
あの徳川家康だって何度も姓を変えているし、本当は何ものだったかということ
も分かっていない。 物語として伝えられているものと事実とはことなる。
 いずれにしてもムダ金遣いに過ぎないし、ありもしないことをでっち上げて一人喜び
するのだろうか。 明治に戸籍法が成立した以降のものなら自分で作れる。役所で
謄本を取り寄せればいいのだから。 
 あなたのご先祖は誰でしょう? 何代前まで遡ってみたいですか?
両親(2人)祖父母(4人)と言うように代を重ねるごとにご先祖様が増えていきます。
 簡単に計算するために、普通は1代を25年とします。しかし、昔の人は現在の
ように長寿ではありません。 30代も遡るのであれば、本当は1台を20年として
計算するのが正しいかもしれません。
 簡単に二つの方法でやってみましょう。 1代を20年とするもので、30代先まで
ご先祖様を遡りますと、600年前になり、ご先祖様の数は42億人以上となります。
 では、1代を25年として30代まで計算すると500年前になり、その時のご先祖
さまの数は同じく42億人以上となります。 500年前か600年前かの違いだけです。
 500年前の日本は、ちょうど室町時代末期から戦国時代の初期に当たります。
 600年前の日本は、室町時代と言えるでしょう。
その頃の日本の人口は多くても700万人と推定されていますから、どう考えても
計算が合いません。  そうです・・私たちのご先祖様は、比較的近い過去にみんな
つながっているのですね。 みんな仲良くしましょうね。