中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

カーリングとローンボーリング

 カーリングが面白い!!
五輪最終予選の女子8試合を全部観てしまいました。
5戦全勝と好調だった日本、小野寺が、6戦、7戦の中国戦では
緊張のためかミスが目立ち、敗退したときはもうだめかもと心配
したが、最終のノルウエー戦の8エンドで見せた粘りで、見事に
勝利へと導いた。五輪出場おめでとう!!と、何度も拍手を送り
たい。よくやったねと褒めてあげたい。チームワークが良かったのも
勝利につながったのだと思います。
 さて、カーリングを観ていて、私はローンボーリングを思い出すのです。
オーストラリア滞在の14年間、ローンボーリングを楽しんでいました。
西豪州・パースには日本人が5千人ほどいるといわれていましたが、
ゴルフを楽しむ人が多いのに、ローンボーリングをやる人はほとんど
いませんでした。私は「ソレント」というクラブに所属して楽しんでいました。
 SORRENTOは、私が住んでいたサバーブ(地域)名でもあります。
カーリングは20キロの石を使いますが、ローンボーリングはプラスチック
のやや扁平で左右のバランスを違えたボールを使って投げます。
ルールは、ほとんどカーリングと変わりません。カーリングは氷の上
(平らな氷の上に細かい水滴を巻いて、粒々感がある)で協議を行い
ますが、ローンボーリングは、極端に短く刈り込んでローラーをかけた
芝生の上で行います。カーリングと少し違うのは、風の影響も受けると
いうことです。
 リード、セカンド、サード、スナップというのも全く同じなのです。
どちらの方が歴史が古いのかは知りませんが、ローンボーリングは
イギリス生まれですから、英国と関係の深い国々(カナダ、インド、豪州、
ニュージランドなど)では盛んです。もちろんプロもいます。
 クラブハウスも充実していて、クラブライフを楽しむこともできるのです。
 帰国して、神戸にも1か所、ローンボーリングの施設があると聞いて
出かけましたが、コートの整備が悪く (とても難しく外国では資格者で
ないとコート管理はできません)14年間使ってもきれいだったマイボールが
その日だけで傷だらけになってしまいがっかりしました。
 明石には、人工芝のコートがありますが、駐車場から遠く参加が難しい。
日本にもっとローンボーリングが普及してほしいと願っていますが、
いつの日になるのでしょう。
 でも、面白い競技ですよ。カーリングと作戦も同じです。右から左から
カーブを投げることもできます。カーリングを観ながらいつも興奮するのは、
ゲームの内容が似通っているからかもしれません。