中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

大雨と放射能と小泉元首相

 皆さんがよくご存じのとおり、福島第1原発のあたりは地震が多い。
地震情報をよく見ると東北の地震では「福島浜通り」が震度3に見舞われている。
 汚染水を貯めるタンクは、斜面地を均さずに建てているために、満杯にすると
上部からあふれる構図になっている。その上に地震多発で、タンクの老化が激しい。
 大雨が降ると、この地域の放射能が雨水とともに海に流れ出す。
大雨は除染作業を省く効果?もある。
 通常の1万倍ものストロンチウム90が検出されても、忘れやすい、あきらめやすい
日本人の反応は少ない。
 尖閣列島云々の場合は過激に反応する人たちも、原発事故関連には無関心に
なってしまっている。何が一番怖いのかを知らないのか、知ろうとしないのか。
 最近、とても興味深いのが、小泉元総理の言動だ。原発推進だった彼が、原発全廃
を主張し始めている。どんな魂胆があるのだろうか。
 総理をやめたから、本音を言えるようになったということなのかどうか。
 彼は言う「なぜ、原発全廃をいうか、それは核廃棄物の捨て場所がないからだ」と。
そんなことは、前からわかっていたはずだ。原発は、トイレのない巨大マンションと
いわれて久しい。それを、小泉元首相が「だから、反対なのだ」という・・。
 何かがおかしい。食い違っている。馬鹿らしい。その一方で、日本は外国への
原発輸出を推し進めようとしている。小泉さんには、それにも反対してほしい。