中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

TPPはアメリカの陰謀か(2)

TPP問題を書くにあたって、私の結論を先に書いておきたい。
TPP参加には絶対反対である。
 さて、TPPは陰謀だなどという輩がいて、TPPを真剣に論じる
ことから目をそむけさせようとする人たちがある。
 歴史的に見て、陰謀のない国はあっただろうか。陰謀と言う
言葉さえ嫌いと言う人は世界を知らない人だと断言してもよい。
 中国では「孫氏の兵法」や「韓非子」などの著名な著書が
有名だが、それらは今から2500年~2300年も前に書かれた
ものである。
 西欧ではイタリア人のマキャベリ書いた「君子論」や「戦術論」
がよく知られている。
 これらの書がなぜに著名なのかと言うと、世界戦術にとって
とても大切なことが書かれているからでもある。
 こういう本を読んだこともなく、また読もうともせずに「陰謀」が
悪いとか「謀略なんてあるわけがない」と思っているような人は、
井戸の中の蛙大海を知らずの典型的人間に違いない。
 陰謀や謀略は国家間や企業間で日常的に使を持ちこんだのは
アメリカの謀略ではなく、読売新聞社正力松太郎氏の謀略だと
言ってよいだろう。正力と自民党政府が合体して強力な原子力
発電体制を作り上げた。
 安全などは頭から考えられたこともなく、自分たちの利益の
ために原子力発電を持ちこんだのだ。その上に三菱や日立、
東芝が利潤目的で合体した。
 そこには国民の安全などは全く無視されたのは言うまでもない。
NHKの度重なるスペシャルを(大事な番組ほど夜中に放送
されるのはどういうことなのだろうか)克明に見ていれば誰にでも
分かることなのだが。
 これらは陰謀ではないと言うのか、謀略ではないと言うのだろうか。
もちろん国家間や企業間の陰謀はもっとすさまじい。