中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

本ほど面白いものはない(1)

これまで何回も書いてきたことですが、本ほど面白いものは
ないのではないでしょうか。
私は本を読む時には、じっくり、しっかり読みます。
決して斜め読みなどはいたしません。著者の気持ちを思えば、
斜め読みや飛ばし読みなどできるはずもありません。
 文庫本だと600円~800円程度、新書本では1000円から
1500円程度、単行本でも1200円から2500円程度。
こんな金額で、すばらしい内容が読めるのですから、本って
すばらしい。
 例えば、150年以上も前の北京や上海、そして東京のことなど、
なかなかわからないものです。ドラマや映画ではとても詳しく知る
ことはできません。
日本の東京のことですら庶民の暮らしなど知る機会は少ない
ものです。
ところが、講談社芸術文庫(800円)
シュリーマン旅行記・清国・日本」を読めば、当時の中国各地や
日本各地のことが、外国人の目線で書かれていてとても面白い。
文体も読みやすく、興味深い内容に満ちています。
 本など面白くないと言う人にぜひお勧めのⅠ冊です。
これを読んでも、何にも感じなかったと言う人は、もう読書とは
一生縁のない人だろうと思います。
今後は時々面白い本を紹介しましょう。
ヨーロッパの150年前のことなどは司馬遼太郎さんと堀田さんの
対談にあったような気がしています。
このように以前に読んで本のタイトルを忘れてしまっている
ものなどを調べてご紹介します。