中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

本を読む・捨てる・これが大変

 本を読まない日は、一日とてないだろう。
 まあ、これは中毒というべきものかもしれない。
 この間、著者を選んで買ったつもりの本の中に
 短編集というのは1冊入っていて、20人ほどの
 方が書いたものだった。もちろん選んだ著者も
 入ってはいたが。
 短編だから読みやすいと思うでしょうが、私には
 文体で相性があって、1行も読めないほど文体の
 相性が悪い作者が半分もいた。
 これは、読み手の私が悪いのかどうかわからないが、
 気持ちよく体に入ってこない食べ物は体によくないように
 本だって同じことかもしれない。
 先週は、村上春樹さんのエッセイやコラムなどを15冊
 買った。なかなか面白い。
  ところで、こうして本を買っていると溜って仕方がない。
 先日は友人に取りに来ていただいて20冊あまりを差し上げたが
 いろんな人に「取りに来てくださったらあげます」とは言いにくくて、
 結局は図書買い取り会社へ送ってしまうことになる。
 1週間前には、2ℓX6本入りの空き箱3個に本を100冊ばかり
 詰め込んで送った。引き取りに来てくれるし、送料は要らないから
 「整理」だと思えば、それはそれでなっとくだが、後で連絡が
 あった「買い取り価格」は1200円だった。
 本1冊分にもならない。
 病理の写真解説の本などは、1冊で1万円近い本だけど、
 誰かに差し上げようかと思うけど、なにしろ重くて・・結局は
 ただ同然で送った次第。
 まだまだあと、300冊ほど処分したいと思っている。
 それでも司馬遼太郎さんの本は、ほぼ90%、宮本輝さんの
 本は多分100%揃っているが、これは手放さない。
 他にも10人ほど、気に入っている人の書いたものは大事に
 とっておくつもりだ。
 がん関連の本は、500冊も買っただろうか。役に立ったのは
 そのうちの10分の1.これまでにも始末してきたが、5冊ほど
 残して、みんな捨ててしまおうと思っている。
 誰か、本がほしい人がいれば、差し上げますが…。